Dr. J. Meschino
TMJ Dental clinic

     Classificatio

顎の節の異常が慢性的な痛みを誘する理由


1)緊張性頭痛と顔の各部分の痛みの異常

解剖学的にTMJのまわりには、実は、ものすごい神経、リンプ管、ganglionなどが密集されている。下の図を見ると、顎の周りはとても複雑な構造であることがわかる。

Atlas of Human Anatomy by Frank H. Netter、M.D. plate 125から引用

特に、下のあごの骨の後方に密集していて、下顎が後退した時には、そのまわりの神経、血管、リンプ係が圧迫されているため、それで頭痛を起こしたり、頭と顔の血液循環を悪くさせて、顔色が悪くなったり、顔面筋肉が凝ったりする。

2)神機能の異常

TMJと脳との間は、たかが2~3mmの骨の差しかないため、 TMJに来る衝撃は、そのまま脳に移すようになる。ボクシング選手が顎を殴られて気を失ったり、死亡にいたるようになるのも、TMJと脳の間隔が近いからである。下の図は、1984年、world championshipのキム、ドクグ選手とマンシニ選手との試合で、Dangerous areaを殴られたキム選手を死亡に至らせた理由を説明する。

The Clinical Management of Basic Maxillofacial Orthopedic Appliance by John W. Witzig/Terrance J. Spahl P.38から引用

3)頭痛、異鳴、聴覚障害

TMJと内耳は細い管でつながられているので、一番近いため、 TMJ関節炎が中耳炎を起こしたりする。また、この細い管の内部には微細なpintos ligamentTMJと耳の内部のmalleus boneを連結しているから、TMJの位置の変化によって、耳の痛みを誘発させたり、ひどい場合、耳の穴を平たくさせたりする。

Preventing Tempromandibular Joint By Reda A. Abel-Fattah p.53から引用

4)首の異常からる全ての痛み

頭の重さは、4.5~6kg程度のボーリングボールの重さぐらいになるが、この重さを首の骨の周りにある筋肉が中心を支えている。重さの中心からもっとも多い部分を占めているところが下顎骨で、たとえば下顎骨が後方に移動したら、頭の重さの中心は後方に傾いていくし、頭は後ろに向かれるようになる。反射的にこれを防止するために、頭は前の方に移動するようになるし、これに従って、首も前の方に行くようになる。下の写真は典型的な例である。

New concepts in Craniomanibular and Chronic pain management by Harold Gelb p.119-120から引用

この現状は、人体のバランスを自ら取ろうとするHomeostasisの原理である。首が不安定ならば、不便な状態のまま時間が経てば、首の周りの筋肉は硬直状態になり、首の骨は曲がって、首が痛くなったり、首のディスクになったりする。外れた首の骨の間の神経が圧迫されたら、頸椎から出る神経は頭の後ろの上のところと、隣の所まで通っているため、頭痛が起きたり両腕に通る神経の大部分が頸椎から出るため、腕と肩が痛くなったり、動けなくなったりする。

5)食事の後、痛みを感じる理由

歯が食べ物を齧る力は、大体、キムチのような野菜は30キロ程度で、肉は50キロ、するめは、60~70キロにもなる。こんなにすごい重さにかかわらず。異常がない理由は下の図のように顎がバランスを取っているため、歯に加える力が分散されるからである。しかし、TMJに異常があったら、下の図のように顎がバランスを失って、噛むとき、その食べ物を噛むものすごい力が、脳に衝撃を与え、脳の機能に不正的な影響を及ぼしたり、神経機能の異状を招来するかも知れない。

 

COPYRIGHT;1989 CRANIAL COMMUNICATION SYSTEMSから引用

6)TMJを治したらよい理由

歯の組織のバランスを取らせたら、慢性的な疾患(頭痛、腰の痛み)から開放されるだけでなく、つばを飲みにくい症状、バランスを失った顔、後ろ首の筋肉の緊張、口の閉じるときのアンバランス、TMJの関節炎、入れ歯が合わないこと、止まらずに痛い部分、いびき、呼吸器の問題などがなくなる。

現在の全ての痛みの治療は、痛みだけを無くす重法だけがほとんどのことである。すなわち、頭が痛くなったら頭痛剤を飲んだり、胃が痛くなったら胃の薬を飲んだり、腰が痛くなったら物理治療をしたり、漢方の針の治療をうけたりするだけである。だから、その病気はいつでも再発する可能性があるため、正確な原因を探して治療するのが再発する心配がない。

 

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